フルトヴェングラーの言葉:ウェルナー・エールマン『ベルリン・フィル物語』(立風書房、1977年)から

「Ⅴ章 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー」より。むしろ、既に最後迄造型された他人の作品のほんの機微に至る迄磨き抜かれた細部を追うべきである。[……]その道を特徴づけるのは、即興――すなわち自由な展開――ではなく、完成した作品の細部を苦労して拾い集め、分類することなのである。