国語巻第六 斉語(2)

魯の桓公が亡くなった後、斉の襄公は文姜としばしば会っています。そのことを、魯、斉両国の重臣たちも止めることは出来なかったのでしょうか。 魯は桓公の後、荘公が立ちます。荘公は文姜の子です。荘公は母の振る舞いに口を出せなかったのかもしれません。 * 斉の襄公は、ある年の夏、貝丘(ばいきゅう)に狩りに出かけ…