国語巻第六 斉語(3)

襄公を力で倒した公孫無知が国主となりましたが、国内は安定しません。 やがて公孫無知は雍廩(ようりん)という人物に殺されてしまいます。雍廩は公孫無知に虐待されたことがあり、深い恨みを持っていたようです。 国君不在となり、公子の即位を願う人々が、糺あるいは小白の帰国を策謀し始めます。 公子には、優秀な教育…