【現代詩】「渇いた眼球」 力の限り見つめ続ける者たちのイメージ 現代詩の試み

渇いた眼球 …「個々」の「私」達からこぼれ落ち続ける無数の虫達は膨らむ球形の熱いコロニーとなり、ここ、ではない層を探りながら浮遊する。やがてコロニーは自重で縮壊し「私」達のネットワーク(それは周縁部の最も野性的な部分を発散するものとして含む、ずれつづける平面達の影)に重なる層を無限に加速しながら、「…