カッコウの鳴き声で目覚めた夏 豊沼-砂川(五)

カッコウ 北海道第百科事典(昭和58年、北海道新聞社)より 実家は田んぼの中に建っていた。20メートルほど離れたところに隣の家があった。が、さらに隣の家までは100メートル近く離れていて、その隣になると、数100メートル先にあった。 家の前の道に沿って細い水路があり、きれいな水が流れていた。夏の夜には、その水路…