【現代詩】「律 動」 存在しないものを際立たせる境界のイメージ 現代詩の試み

律 動 すべてはすべてのものになりうる、それはたんに可能性の問題ではなく、すべてのものがすでにそうであるという意味である。個体を分かつものは「境界」という想定された変化域であり、それで仕切られた領域の周囲には強度のグラデーションがみられ、その変化は急激である。それはだから連続的なものだ、男は石と中空…