【現代詩】「何処」 暗い季節にじっと見つめていた先 現代詩の試み

何処 一夜 星を見上げながら屈みこみ 吹き続ける冷たい風に耐え 遠くで木を打つ音を聞く 未明 ふと周りを見渡し ここ、はどこかと不安になる 僕はどこに屈みこんでいたのだ 誰も教えてくれない だから 立ち上がり また、歩き始めても 行き先は 誰にも言わない 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡…