第一話:父親猫が残したデコレーション 第三章

第一話:父親猫が残したデコレーション 第三章 第三章 アイリンがお父さん猫のデコレーションパーツを見ながら考え込んでいると、 工場の入口から軽快な足音が聞こえてきた。 振り返ると、妹のユカリンがしっぽをフリながら仙台から帰ってきたところだった。 「ただいまニャン、アイリン姉ちゃん!」 ユカリンは元気いっぱ…