「ユージュアル・サスペクツ」:巧妙精緻な脚本、ケヴィン・スペイシーの好演、無名だったベニチオ・デル・トロが際立つ

「ユージュアル・サスペクツ」(原題:The Usual Suspects)は、1995年公開のアメリカのクライム・ミステリー&サスペンス映画です。5人の悪党が集まった犯罪計画の顛末を、回想で錯綜させながらトリッキーかつ巧緻な構成で描いています。アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」を下敷きにしたという計算された脚本が話題…