中国独裁体制「崩壊」の前兆、 異例ずくめの全人代に垣間見えること

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5月28日に閉幕した。新型コロナの感染拡大を受けて開催時期を延期しただけでなく、例年発表してきた経済成長目標も出さない、異例ずくめとなった。そして今回、掲げられた政策の中身からは、一党独裁体制の崩壊の前兆が垣間見えてくる。