黒沢貞次郎(8) | タイプライターに魅せられた男たち・第55回(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

L. C. Smith & Bros. Typewriter No.5 1914年5月、大阪中央電信局では、モールス受信に「L. C. Smith & Bros. Typewriter No.5」を使い始めました。黒沢の売り込みが功を奏し、欧文モールスの受信に、タイプライターを使うことにしたのです。タイプライターによる欧文モールス受信は、どんどん他の電信局にも広がりました。…