(寄稿)プーチンは皇帝か 作家、ミハイル・シーシキン:朝日新聞

 このごろは、ロシア人であるということに苦痛を覚える。今や全世界にとってロシア語と言えば、ウクライナの街を爆撃し、子どもを殺害する者の言語、戦争犯罪人の言語、殺人者の言語と同等と見なされてしまう。この…