2018年回顧 SF 極上のエンターテイメント 震え、卒倒、読む麻薬…飛浩隆『零號琴』

二〇一八年に刊行された日本SFの中で、何をおいても外せないのが飛浩隆一六年ぶりの長編小説である『零號琴』(早川書房)。はるか未来を舞台に特殊な職業の主人公とその相棒が都市全体に配置された超巨大楽器〈美玉鐘〉の整備に向かうとそこでは悲劇も喜劇