横井小楠にみる儒家としての責任感

今年2019年は横井小楠歿後150年ということで、主著『国是三論』を読んでみたが、小楠の儒家としての責任感が感じられる言葉を見つけて感心した。 士たる者の弟次男のごときは、年比となりても妻を迎へざるは天下一同武家の制なれば、誰人異とせざれ共、壮より老に至る迄夫婦父子の大倫を廃して知る事を得ざる故、是が為に…