【子、南容を謂う。其の兄の子を以て、之に妻わす】 Vol.97

「孔子は南容についてこうおっしゃられた。国政が安定しているとき、責任ある仕事についており、国政が乱れているとき、責任を問われ罪を得るようなことはなかった。兄の子を南容に嫁がせた。」 孔子は、肉親を嫁がすべき人物像を前章と合わせて、明らかにしようとしたのだろうか。卓越した才能の持ち主というよりは、文章…