【以て六尺の孤を託すべく、以て百里の命を寄すべく、大節に臨みて奪う可からず】 Vol.193

曾子曰わく、以て六尺(りくせき)の孤を託すべく、以て百里の命を寄すべく、大節(たいせつ)に臨みて奪う可(べ)からず。君子 人か、君子 人なり。(「泰伯第八」6) (解説) 「曾子の教え。幼少の君主を委ね託することができたり、また大国の政治を担当させることができたり、国家の大事を前にして確乎たる信念、節操…