【文 茲に在らずや】 Vol.211

子 匡(きょう)に畏(おそ)る。 曰わく、文王既に没したれども、文 茲(ここ)に在らずや。天の将(まさ)に斯(こ)の文を喪(ほろ)ぼさんとするや、後死者(こうししゃ)者は斯文(しぶん)に与(あずか)るを得ず。 天の未だ斯文を喪ぼさざるや、匡人(きょうひと)其れ予を如何せん、と。(「子罕第九」5) (解説)…