【君子之に居らば、何の陋しきことか之れ有らん】 Vol.220

子 九夷(きゅうい)に居(お)らんと欲す。或(ある)ひと曰わく、陋(いや)し。之を如何せん、と。子曰わく、君子之に居らば、何の陋しきことか之れ有らん、と。(「子罕第九」14) (解説) 「孔子は、いっそうのこと東方の夷(えびす)の国にでも行こうかと思われた。そこで、ある人がこう言った。「東夷は野鄙(やひ…