【是の故に夫の佞者を悪む】 Vol.279

子路 子羔(しこう)をして費(ひ)の宰と為ら使(し)む。 子曰わく、夫(か)の人の子を賊(そこ)なわん、と。 子路が曰わく、民、人有り。社、稷(しょく)有り。何ぞ必ずしも書を読みて然(しか)る後に学びたりと為さん、と。 子曰わく、是(こ)の故に夫の佞者(ねいじゃ)を悪(にく)む、と。(「先進第十一」23…