【柳下恵 士師と為り、三たび黜けらる】 Vol.468

柳下恵(りゅうかけい) 士師(しし)と為り、三たび黜(しりぞ)けらる。人曰わく、子未だ以て去る可からざるか、と。曰わく、道を直(なお)くして人に事(つか)うれば、 焉(いず)くに往くとして三たび黜けられざらん。道を枉(ま)げて人に事えんや。何ぞ必ずしも父母の邦を去らん、と。(「微子第十八」2) (解説) …