脳が体に負ける時。

木曜日。そろそろ欲しくなる頃である。 そんな木曜日に、「今夜はちょっと飲もうと思う」とダンナからLINEが入るのだ。 いつもならお約束の葛藤がありお約束の敗北、喜んで乾杯、となるはずなのだが、この日は違った。 「飲める」と思った時の高揚までは同じだったのに、それはほんの一瞬の事で、途端に体中が抵抗を始めた…