哀しみの街かど

哀しみに溺れていたい。死に近づいてこそ得られる生の悦びから逃れられない。身を滅ぼす野良犬たちは、見つめ合い、傷つけ合い、依存し合って堕ちていく。恍惚の哀しみ。 ☆3.6 (2017/7/15)