夜よ、こんにちは

まったく、不合理で不可解な神の御業を、映画という神の視点で語り直す匠の技。 光や影や夢や現実や、流麗なイメージの移り変わりが、動かざる史実の形なき情動を付加する。フィクションによって見出さんとする真実は、“主観的現実”の可能性を広げていく。 過ちは人の手によって赦されていく。 ☆3.8 (2017/12/30)