ピーターラビット

それは『トイ・ストーリー』にだって重ねられそうな王道のプロット、ある種の貴種流離譚を思わせぶりながら、湿っぽかったりエモかったりするハイライトシーンに限ってはダイジェスト版でお送りしてしまう小気味よさこそが今作のみそ。 ディズニーマナーに反旗を翻す──とまではいかないこの程よいシニカル、ブラック、バイ…