天山遯 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

天山遯 六十四卦を乾卦を上に置くものから順にみていきます。 今回は「天山遯てんざんとん」。 卦の形は上卦が乾(天)、下卦が艮(山)。 下卦の艮は山を象徴します。これは留まる、止まるということも意味します。 二本の陰爻の上に一本だけ陽爻が乗っている形。 陰爻が次第に増えてきて、陽爻が押し出されそうになって…