早くおいで

あるの誕生をとても楽しみに待っていたみーくんは、 お腹が大きくなってくると、毎日、毎日、私のお腹に手を当てて、 あるに話し掛けてくれました。 「早くおいで。」 この時のあるは、きっと、お腹の中で、 みーくんの声に、耳を傾けていたのだと思います。