こころのほどきかた:「マントについて話す」ということ

カウンセラーのクライエントさんへのかかわりは、しばしば、童話『北風と太陽』に例えられます。 旅人が着ているマントを、クライエントさんの心の防衛に見立てて、そのマントを何とかして脱がせようとする、“挑戦的”で“対立的”な「北風のアプローチ」。 一方、旅人がマントを必要としなくなるよう、あたたかさをまず先に…