圏論における随伴関係の導入例

線形変換の2つの見方 ベクトル空間 からベクトル空間 への線形変換 は、本質的には、 の基底の集合 の像で決まるので、 から への写像全体」--- (1)と 「 から への線型写像全体」--- (2)は、本質的に同一であり、それぞれの要素の間には 1:1 の対応が付けられます*1。この時、(1) においては、 はベクトル空間であること…