明治大正埋蔵本読渉記
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『怪談山王之古猫』 松林伯知
1902年(明35)三新堂刊。泥棒伯圓の弟子の一人、松林伯知(しょうりん・はくち)の講談速記本。山王とは現在の都心にある山王日枝神社で、江戸時代は氏神として祀られていた。付近に越後村上藩の内藤氏の屋敷があった。ある時この地で怪猫に惨殺される事件が起き、家老の御曹司島田與三郎がそれを退治して名を上げた。奥…