明治大正埋蔵本読渉記
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『杉田文学士:探偵奇談』 竹葉散人
杉田文学士:竹葉散人 1909年(明42)此村欽英堂刊。 タイトルからは判りにくいが、同じ作家による『S巻美人』の続篇になる。前作で失踪した令嬢おきぬの恋人として一緒に東京へ駆落ちをしたが、テロ結社の社会党との関係を警察から疑われた。大卒の学士は明治ではまだ珍しく、身分としては箔が付いており、転職の場合で…