【JKプロレス】交流試合④

「咲来!ごめんぎりぎりになっちゃった」 間に合った。咲来の試合の一つ前だ。 リング脇に咲来の姿を見つけて駆け寄った。 私の声に振り向いた咲来の表情は固かった。 集中している。 だったらいいんだけど、緊張もしているだろう。 私を見てちょっとほっとしたように、表情が緩んだように見えた。 「これ終わったら次だね…