育成馬臨床医のメモ帳
id:eps_memo
馬のALPアイソザイムと年齢、調教、病気による変化(Thorén-Tolling 1988年)
ALPには主に肝臓、腎臓、骨のアイソザイムが存在することが知られています。ルーティンな検査では総ALPのみ測定しますが、その内訳を知っておくことで馬の状態をよりよく理解できる可能性があります。 成馬では主に肝臓型のALPが血中に存在します。新生児から非常に若い馬では肝臓型と骨型のALPが存在しますが、生後1年で…