第三中手骨の背側皮質不完全骨折に対する骨穿刺術11頭の成績(Spechtら1990)

第三中手骨背側には運動により骨が圧迫され、たわむような負荷がかかります。繰り返し負荷がかかることで骨の修復できる以上の障害が続くと骨膜炎が生じ、さらに繰り返しの負荷が継続するとやがて疲労骨折を起こしてしまいます。 特に育成期にはよくみられる疾患で、調教が順調にできない主な原因のひとつとなっています。…