はてなサマーインターン 皇紀2679年の夏

まだ蝉の声が耳に突き刺さる暑い夏の日だった。その夜僕は、インターンへの参加を決めた。 晴天による暑さが脳裏に焼き付いている8月19日、僕は約10年振りとなる京都へ向かった。 「まもなく京都です。東海道線、山陰線...」東京を出て2時間後、京都へ到着するとアナウンスが流れた。乗客の多くが、一駅前の名古屋駅で降り…