懐古への案内(壱)

蒸し暑い夏。 吸い込まれそうな青空、掴めそうな雲。蝉の声にうるさいとも感じなくなり、木漏れ日をあおぐ。 見たこともない神社を幻視し、覚えのないノスタルジーに温まるのは私だけだろうか。