彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話 | 書籍情報 | ファンタジア文庫

「可愛い私めが炒飯作りに来たんですから、中に入れてください」俺と同じ神戸市の国内有数の進学校に通う高校二年生で、さらには首席で特待生――桐原銭子の来訪に俺は迷惑していた。だって深夜二時だよ。しかも俺は別に桐原と付き合っていない。「私は藤堂君なら性的に無茶苦茶にされてしまっても構わないのですが」いや、…