【映画の後のレクチャー】映画「17歳のウィーン」の「ウィーンとユダヤ人」

かつて映画評論家・淀川長治(以下、淀長さん)は「映画から様々なことを学んだ」「映画が教えてくれた」とか言っていたような気がする。読書も同じで、能動・受動の違いが多少あるが、映画を通して知ること、学ぶことは多い。 淀長さんは「エログロ映画は別として、どんな映画も作者の意図があり、どこかしらに見るべきと…