その1 家を出る

梨華ちゃんのバスツアーの準備を終えて、眠ろうと思ったけど眠れなかった。アレをすれば眠れるかもしれないと思ってアレをして、布団に入ったけれどもやっぱり目が冴えて眠れず、ただ疲労が増しただけだった。谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読み始めるが、40ページくらい読んでもまったく眠くならないので困った。だんだんや…