ふじたまの日々
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またしてマイクロノベル
小望月の夜、十四夜の月待塔の前に集う者たち。団子を月に供えて、念仏を唱える。そう念ずれば、いつかあの月に乗って母星へ還ることができると、ご先祖様は考えていたらしい。蔵には、大きな星図もあったはずだ。#マイクロノベル 祖父が大事にしていたロウヤガキの盆栽。てっきり牢屋柿と思ったら、柿の実を鴉にみたてて…