松坂大輔が中日柳&小笠原へ残した“財産”とは「いつか投げ合えるかもしれない」
起きぬけにベッドの上で、スマホの画面を見ながらボロボロと涙をこぼした。10月4日の朝。隣で寝ていた新妻が起きるほどの嗚咽だった。今季11勝を挙げた中日の柳裕也投手が見ていたのは、1通のメッセージ。その日に中日退団が決まった松坂大輔投手からの惜別の言葉に、感情の抑えが効かなかった。それほど、特別な人だった。