あるほどの菊投げ入れよ棺の中

あるほどの菊投げ入れよ棺の中 親交のあった女流歌人、大塚楠緒子 (おおつか くすおこ) が35歳の若さで亡くなった際の漱石の追悼句です。 深い悲しみが命令形の激しさに乗って切々と伝わる名句であり、漱石の俳句の中ではベストだと思います。 文豪漱石も、俳句だけはお世辞にも上手いとは言えないというのが私の見立てで…