2022/06/24

●『万延元年のフットボール』(大江健三郎)、七章から最後まで読んだ。今回は、メモをとるでもなく、線を引くでもなく、ただ、すうーっと読んだだけだから、具体的な引用や細部の指摘はできず、ふわっとした感想になってしまうのだが。 改めて、ここには、これ以降の大江健三郎のほぼすべてが、もうあると思った。小説の最…