2022/07/08

●『エロス+虐殺』(吉田喜重)。この映画は、空虚を抱えた青年と、伊藤野枝にあこがれ、売春したりしている女子大生のペアによって成り立つ現代パートと、大杉栄と三人の女たちとでもいうべき大正パートの二つが交互にあらわれる構成になっている。そして、正直、現代パート(1969年)の方は、今観るとちょっときつい。古くな…