ちょっと一休み、あるいはコレクターの日常:ドイツ海軍「H級」戦艦(前回投稿からの妄想の始まり)

本稿の前回投稿では、ヴェルサイユ体制下で沿岸警備目的の小海軍として存在を許された新生ドイツ海軍の代替艦設計問題に端を発し、その後の英独海軍協定以降の、いわゆる無制限での整備となった第二次世界大戦期のドイツ海軍主力艦の整備状況のお話をしたのですが、その末尾で、一部「H級」と言われる一連の次期主力艦整備…