英海軍の航洋型装甲艦事情(その2):中央砲塔式装甲艦の模索経緯

今回は英海軍の航洋型装甲艦の開発経緯の2回目。 前回も少し触れましたがこの時期の英海軍も、当時の列強海軍の例に漏れず、蒸気機関搭載の航洋型装甲艦の在り方を模索した時期でした。 前回では、帆装木造戦列艦の流れからの発展形で、舷側砲門式装甲艦(8艦級16隻:1861年から1865年ごろに就役)と艦砲の大口径化を背景…