ガエル記
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『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その2
もう少し続けます。 ネタバレしますのでご注意を。 先に書いた文章の中で私は「萩尾望都氏は『十年目の毬絵』で無意識に自分の思いと願望を描いてしまったのだろうか」と書きました。 とはいえ『十年目の毬絵』は1977年にビッグコミックオリジナルに掲載と書かれています。驚くことに大泉から出てそれほど時間が経ってはい…