『草の径』から「夜が怕い」

松本清張『草の径』を読了。 かなり難航した。 難しい話はひとつもないが、何が伝えたいのか受け止めらきれない作品が多かった。 「モーツァルトの伯楽」「ネッカー川の影」「呪術の渦巻文様」は、ドイツやアイルランドのダブリンの紀行文に小説をからめたような話で、あまり知られていない地名が沢山でてきて、ひとつひと…