黍を1200粒数える話(2)~南北朝の混乱、『隋史』律暦志からのメモ

背景 前の記事 gejikeiji.hatenablog.com 次の記事 gejikeiji.hatenablog.com前回、黍を基準にした劉歆の度量衡基準の話をしました。それは 1尺=黍100粒の幅、黄鐘律管の長さ=9寸(10寸=1尺) 1龠=黍1200粒の容積=黄律管の容積=810立方分(10分=1寸) でした。これらの数値は、検討を加えたくなる程度には、…