終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた(貴志 謙介) @gendai_biz

今年も8月15日がめぐってきた。だが、73年前の敗戦をめぐる記憶は日々確実に薄れている。終戦直後、40万人の占領軍上陸を二週間後に控え、日本の戦争指導者がもっとも恐れたことは、兵士による性犯罪であった。そして「性の防波堤」と位置づけられたのが、「国策売春組織」、すなわち「特殊慰安施設協会(RAA)」であった。