権威主義はびこるダークな世界で、エリート主義な「徳倫理学」が流行る「意味と危うさ」

今月、老舗有斐閣から新著『社会倫理学講義』を刊行させていただく。これは大学学部レベルの倫理学の教科書、つまりはマスコミや公務員試験レベルにもだいたい対応する教養書として使われることを意図して書いたものである。